日本リスク研究学会第29回年次大会(大分)パネル討論


    
テーマ:    パネル討論「リスク報道におけるメディアと専門家との連携のあり方」
日 程:    11月26日(土)13:00-15:00
場 所:    ホルトホール大分、A会場(大会議室)

               
開催趣旨 
 われわれが生存する環境と、その一員である現代社会は多種多様なリスクにあふれている。リスクは、学術的には定量的な概念として認識される一方、心理学 的あるいは倫理的な問題と深く関係していることがリスク問題の難しさを表している。リスクに関する報道も日常的に見聞きする。報道関係者は、社会の重要な 事象について読者の関心に対応してタイムリーかつ明確なメッセージを伝える役割を担っている。リスク問題についていかに的確に人々に伝え、解決に向けて適 切に判断し行動できるように情報を提供するかが問われている。本パネル討論では、リスク報道で遭遇する難解さや、複雑で多岐にわたる問題の理解と解決方向 について人々が共考するための情報発信のあり方、これを支援すべきメディアと専門家の役割、両者の連携のあり方について討論したい。

  
パネリスト(敬称略):

 高橋真理子(朝日新聞科学コーディネーター)                   
 井上能行 (東京新聞論説委員)                       
 小島正美(毎日新聞編集委員)                           
 滝 順一(日経新聞編集委員)                       
 新山陽子(日本リスク研究学会会員、京都大学大学院農学研究科教授、前本学会長)

座長:

 関澤 純(日本リスク研究学会名誉会員、元徳島大学教授、元本学会長)