リスクマネジャ養成プログラム認定制度

リスクに立ち向かい、リスクをコントロールできる
リスクマネジャの育成を目指して

 食品の安全衛生管理や品質管理、環境管理、マネジメントシステムの運用、セキュリティなどの幅広い分野でさまざまな資格認証・認定システムが設けられてきました。しかしながら今日、これまで予想だにしていなかったリスク事象に直面している現状や、企業のコンプライアンス水準が年々多様化と強化を重ねている動向を鑑みた場合、環境の急速な変化を俯瞰的に見据えて統合的にリスク対応しうる人材の養成が強く求められています。特に最近では、SDGs等の国際的な枠組みを踏まえた人類的な持続可能性を見据えた「先取り」や「予防的行動」、そして組織としての「未来志向性」を高めることのできる人材の養成・教育システムの構築も同様です。

  日本リスク研究学会は平成18年度から「リスクマネジャ養成プログラム認定制度」および「リスクマネジャ登録・継続教育制度」を運用して参りましたが、リスク学事典の発行、日本リスク学会への名称変更を契機に「リスクマネジャ資格認定制度」に改めることに致しました。

本資格は、リスク社会に生きる私たちにとって必須な素養としてリスク学の基本的 な考え方から、様々なリスクに関する知識を必要とするもので、食品、原子力、化学物質管理、 労働安全などに携わる人にとって円滑な業務遂行の背景となるものです。 

 

令和2年4月1日 日本リスク学会 リスクマネジャ委員会

 

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