プログラム

  • 参加に関する注意事項について
  • 1.本年次大会では、セッションでの発表内容に関する動画撮影や録音は禁止です。
    また、発表者に無断でスライドを写真撮影することは禁止です。
    写真撮影を希望される場合は、発表者とコミュニケーションをとり、許可を得た上で撮影してください。

    2.大会会場では、Wifiのサービスはありません。

    3.TVカメラの持ち込みを希望されるメディアの方は、
    事前に実行委員会事務局までご連絡くださいますようお願いいたします。


  • プログラムについて
  • 総括表(10月9日版)
    詳細版(10月15日版)
    全体セッション、企画セッション(10月9日版)



  • セッションについて
  • 現時点で決定しているセッションなどの開催日時は下記の通りです。
    ※発表題目は変更される場合があります。

    1. リスク教育や復興に関する参加型セッション
    「Participatory approaches to disaster risk research and education
    (参加型アプローチによる災害リスク研究と教育)」

    発表者:Alison Lloyd Williams (英国Lancaster大学Senior Research Associate)
    言語:英語(日本語通訳付き)
    オーガナイザー:後藤あや(福島県立医科大学総合科学教育研究センター教授)
    日時:11月9日16:00-18:00

    概要:
    This workshop will draw on Lancaster University’s research on the role of children and
    young people in disaster recovery and resilience building. We will explore some of the
    creative, participatory methods we used on the UK Economic and Social Research Council
    project, Children, Young People and Flooding: Recovery and Resilience (2014-16) and the
    European Commission H2020 project CUIDAR: Cultures of Disaster Resilience among
    Children and Young People (2015-18). These methods encouraged children to explore their
    local environment, to share and reflect on their knowledge and experiences and to
    contribute as actors to community resilience building. The session will introduce
    educational and community engagement materials we have developed from the research
    data, including the 'Flood Snakes & Ladders' simulation game, which invites participants
    to walk in the shoes of children seriously affected by flooding and thereby consider
    how to plan better for future disasters.

    本ワークショップは、災害からの復興とレジリエンスの構築における子供や若者たちの役割に焦点
    を当てたランカスター大学の研究を紹介するものです。これまでに、英国ESRCプロジェクト「子供
    と若者と洪水:復興とレジリエンス(2014−2016年)」と欧州H2020プロジェクト(CUIDAR)「子
    供と若者における災害レジリエンスの文化(2015−2018年)」で実践してきた、創造的かつ参加型
    の手法について解説します。これらは子供達が地域について学び、自身の知識や経験を共有して考
    えを深めることで、実践者としてコミュニティーのレジリエンス構築に寄与するよう促すものです。
    このセッションでは、これまでの調査データを利用して開発した地域参加型教育の教材の一例とし
    て、「洪水スゴロク」(Snakes & Laddersというスゴロクの形式を利用した、ゲーム参加者が子ど
    もの視点から洪水の影響を体験し、将来的な災害に対してどのように対策するべきかを考えるシミ
    ュレーション)を紹介します。



    2.ナイトセッション(軽食付き)
    「【ヘルスリテラシー】すぐに使える健康情報を伝える知識と技術」

    発表者:後藤あや(福島県立医科大学総合科学教育研究センター教授)
    日時:11月9日18:00−20:00
    概要:
    ヘルスリテラシーは、住民が健康に関する情報を入手して、理解し、使おうとする知識と技術だけ
    でなく、保健医療従事者・各分野の専門職側が伝えるスキルも含みます。このセッションでは伝え
    るスキルに注目し、演習をしながら実践的な技術を学びます。参加者には、ヘルスリテラシーのポ
    ケット版ツール集を配布予定です。



    3.全体セッション
    「福島の今と未来 リスク学の今と未来」

    日時:11月10日13:30-15:40
    発表者
    (1) 村上道夫(福島県立医科大学 医学部健康リスクコミュニケーション学講座)
    「福島の今と未来:リスク学の挑戦」

    (2) 保高徹生(産業技術総合研究所 地圏資源環境研究部門)
    「福島の環境回復活動における環境学・リスク学の役割:
    除染、減容化、再生利用の視点から、何をすべきだったか、今後何をすべきか」

    (3) 五十嵐泰正(筑波大学大学院 人文社会科学研究科)
    「市場の選択、社会の選択、個人の選択」

    (4) 高野徹(大阪大学大学院 医学系研究科内分泌・代謝内科学)
    「福島の甲状腺癌の過剰診断:なぜ発生し、なぜ拡大したか」

    (5) 越智小枝(東京慈恵会医科大学 臨床検査医学講座)
    「原発事故による健康影響、その全体像」

    概要:
    東日本大震災・福島災害から7年半が経過しました。放射線被ばくや避難や生活の変化に伴う心身の
    健康リスクに限らず、経済的影響、除染、差別、コミュニケーションなど、様々な社会的な課題が
    浮き彫りになりました。その一方で、環境回復や帰還も進み、着実に復興への道を歩んできていま
    す。そこで、医学・社会科学・環境学といった異なる分野の専門家から福島の今と未来に関する話
    題提供を受け、リスク学の役割を問います。



    4.ハイブリッドセッション(1分30秒口頭発表+ポスター発表)
    日時:11月10日15:50-18:20



    5. 企画セッション
    詳細はこちらをご覧ください。



    6.懇親会
    日時:11月10日18:30-20:30
    場所:Ki-ichigo(きいちご)(コラッセふくしま12階)


    一般発表のセッションや企画セッションは11月10日、11日に開かれます。