2019.3.13

「日本リスク研究学会誌の電子ジャーナル化への移行と紙媒体(冊子体)によるご提供の中止」についてのご意見の募集

一般社団法人日本リスク研究学会
理事会

 1988年に創刊された「日本リスク研究学会誌」は、今日まで紙媒体で提供して参りました。一般的に学会誌の公表形態が電子ジャーナル化(以下「電子化」)に傾く中で、本学会も2010年11月に総合電子ジャーナルプラットフォーム(J-STAGE)に、発行から1年を経過した既発号から順次、オンライン公開して参りました。しかしながら、研究の国際化が加速する中で、①学会誌が、国際データベースに接続されていること、②迅速な掲載と全号の即時講読が可能であること、という2つの条件が既に、国際標準となっています。また当学会は、アジア圏においてリスク学を牽引し、国際ネットワークのハブとなる活動を開始しており、よりスムーズな活動を可能とするインフラ整備を進める必要もあります。
そこで、会員の利便性の一段の向上と国際化に耐えうる学会誌とするため、紙媒体の「日本リスク研究学会誌」を2020年度発刊分から、電子化することを,理事会において検討しています。

そのメリットやデメリットは以下の参考の通り、想定してはおりますが、未だ見過ごし、判断材料から漏れている事項もあるかもしれないと考えています。そこで、全会員の方々から、ご意見を拝聴し、それらを踏まえた上で、あるべき電子化の形を丁寧に構築していたいと考えております。なお、ご意見は4月末までにメールで賜りたく、学会事務局宛てにお送りください。

学会事務局メールアドレス:sra-japan@bunken.co.jp(担当:木崎様)

皆様からの忌憚のないご意見をお待ち申し上げております。
【ご参考】
(1)電子化のメリット
①全世界の研究者が国際データベース(Scopus, Web of Scienceなど)に接続し、国際的なアクセスを可能とする
②「フリージャーナル」として,非会員も含めて学会誌掲載論文には期間の制約なく即時アクセスが可能
③電子化により、査読完了時から掲載までの時間短縮ができ、迅速な可能(掲載が決定したものから順に逐次柔軟に公開)
④誌面の充実と柔軟性の確保。学会誌の完全電子化により、論文のカラー化と現在の投稿ページ数基準の柔軟化が可能
⑤学会運営のコスト圧縮。電子化による印刷費、配送費の削減(年間約50万円)から、購読会員や実費で冊子体を希望される会員向けにオンデマンド印刷を行うための基本的なコスト(同約15万円)を差し引いても年間約35万円の収支改善効果

(2)デメリット
①図書館や研究所などで冊子体での提供が組織として不可欠な会員の不便(購読会員などが考えられるが、オンデマンド印刷では対応)
②新規論文がすぐの会員外でも読めることになるので、会員になるメリットが減少など

以上