水. 5月 21st, 2025

    ●テーマ:企業の自然関連リスク~ネイチャーポジティブとTNFD~
    ●日 程:2025年6月20日(金)14:00~16:00
    ●会 場:Zoom Webinarによるオンライン開催
    ●申 込:参加ご希望の方はこちらからご登録をお願いします。
    https://us02web.zoom.us/meeting/register/StZRVii2Ru-R-8fWdxnTgg
    ●参加費:無料
    ●協 賛(予定)
    (一社)環境情報科学センター、(公社)大気環境学会、(一社)日本計画行政学会、(一社)日本人間工学会、(一社)廃棄物資源循環学会、エコケミストリ-研究会、科学技術社会論学会、(公社)環境科学会、(公社)土木学会、(公社)日本都市計画学会、(公社)日本水環境学会、日本社会心理学会

    ●趣      旨
     企業活動は生物資源や水などの自然に依存している部分があるため、自然環境の劣化は企業活動の継続にリスクをもたらします(企業の自然関連リスク)。一方で、生物多様性の損失を食い止めて回復軌道に乗せる「ネイチャーポジティブ」を達成するための手段の一つとして、「TNFD(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures、自然関連財務情報開示タスクフォース)」の取り組みが推進されています。TNFDは投資家が投資先の経営状態を判断するための情報開示の一つとして、企業の自然関連リスクの開示を目指しています。
     本シンポジウムでは、企業の自然関連リスクに関わるネイチャーポジティブとTNFDについての解説や取り組みを紹介します。自然環境や生物多様性の評価のような理系の分野と、企業の情報開示のような文系の分野の融合が求められるため、リスク学が貢献できる部分が大きいと考えられます。今後のあり方などについて幅広い専門分野の視点からの議論が期待されます。

    <プログラム>(敬称略)
    ●講演
    ・TNFDの広がりとネイチャーポジティブに向けた取り組みの最新動向  鬼頭健介、井上知也(みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社)
    ・TNFDの意義と課題:国際的な財務報告フレームワークとの整合性を踏まえて  上野雄史(静岡県立大学)
    ・Nature Positive×産総研:ネイチャーポジティブ技術実装研究センターの取組み  保高徹生、内藤航(産業技術総合研究所)
    ●質疑応答とディスカッション
    ・司会進行:永井孝志(農研機構)

    By sraj